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POWER OUTAGE GUIDE

停電後にNASが起動しない
RAID警告が出た時の対処

停電後は、ファイルシステム未終了、IP変更、UPSや電源部の問題、RAID劣化、更新中断など複数の原因が考えられます。再起動を繰り返さず、電源安全→起動→ストレージ状態の順に切り分けます。

停電後の状態を4つに分ける

ネットワーク確認

起動音・LEDは正常、見つからない

ルーター再起動でIPが変わった可能性があります。メーカー探索ツールやルーターの接続一覧で確認し、初期化はしません。

書き込み停止

File system not clean

RAIDとディスクが健全か、別バックアップがあるかを先に確認してから、機種・OS版の公式検査手順を判断します。

反復通電しない

起動しない/POSTを通らない

電源・本体・ファームウェアの問題があり得ます。ドライブ抜去を自己判断で始めず、症状をメーカーへ伝えます。

修復を始めない

RAID劣化・複数台警告

停電が契機でも、ディスク状態の悪化を伴う場合があります。交換・リビルド・完全検査の前に原本を保全します。

状態を変えにくい確認順序

  1. 復電と電源系の安全を確認異臭や変形がなく、UPS・タップ・コンセントが安定しているか外観と表示だけを確認します。
  2. 起動は一度だけ観察電源が安定している場合のみ、LED、ビープ音、起動完了までの時間を記録。失敗時は反復しません。
  3. IPと管理画面を確認初期化やリセットの前に、ルーターの接続一覧と公式探索ツールでIP変更を切り分けます。
  4. RAID・プール・各ディスクを撮影Ready、Degraded、Not active等の表示、ベイ、警告、ログ時刻を保存。修復はまだ押しません。
  5. 別バックアップを確認して次を決める全状態が健全なら公式のファイルシステム確認へ。物理兆候・複数障害なら専門判断を優先します。

状態別の次の行動

停電後の状態次の行動
正常起動/RAID Ready/ディスクGood/別バックアップありログを確認し、対象OSの公式手順に沿ってファイルシステム確認を検討
正常起動/IPだけ変化新しいIPで接続し、固定IP・DHCP予約を見直す。リセットや初期化は不要
Degradedだが障害1台、異音なし先に重要データを別媒体へ確保し、互換表と公式修復手順を確認
複数台警告/Not active/異音/起動反復検査・交換・リビルドを止め、構成とログを添えて専門相談

やってはいけない操作

  • 起動するまで電源の入切を繰り返す
  • 状態確認前に初期化、10秒リセット、新規ストレージプール作成を行う
  • 複数警告のままファイルシステム検査、完全SMARTテスト、リビルドを重ねる
  • ドライブを全て抜き、順番を記録せず戻す
  • 更新中断後に別機種用ファームウェアや非公式手順を試す

公式情報で確認する

公式ページにドライブ抜去を伴う切り分けがあっても、重要データが唯一、ベイ順が不明、複数障害・異音がある場合は自己作業を始めず、対象機種のサポートへ状況を伝えてください。

よくある質問

停電後はすぐ電源を入れ直してよいですか?

焦げ臭さ、煙、火花、異常発熱がなく、電源供給が安定したことを確認してから一度だけ起動状態を確認します。起動しない、再起動を繰り返す、複数ディスク警告が出る場合は通電反復を止めます。

「File system is not clean」が出たら検査すべきですか?

QNAPは停電後の公式対処としてファイルシステム検査を案内しています。ただし先にRAIDと各ディスクの状態、異音、別バックアップを確認してください。複数ディスク障害や物理障害の兆候がある状態で長時間の検査を急がないでください。

UPSがあれば停電対策は十分ですか?

UPSは停電時の正常終了に役立ちますが、バッテリー劣化、USB・ネットワーク設定、稼働時間、復電時の挙動も確認が必要です。RAIDはバックアップではないため、別媒体のコピーも必要です。

約1分・登録不要

停電後の警告とバックアップ状況を判定

認識状態、異音、複数ディスク警告から、通常確認を続けるか操作を止めるか整理します。

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対象:HDD/SSD搭載NAS・RAID機器・UPS/最終確認日:2026年8月28日