RECOVERY COST / PUBLIC PRICE CHECK
NASデータ復旧の
費用と見積の読み方
NAS復旧には統一料金表がありません。金額は、ディスク本数、論理/物理障害、開封作業、暗号化、緊急度で大きく変わります。ここでは2026年8月28日に確認した複数社の公開料金を「相場の断定」ではなく、予算と見積を読むための比較材料として整理します。
公開料金から見える予算レンジ
上記はバッファロー、ロジテック、アドバンスデザインの公開料金を同じ構成に寄せて読んだ概算です。各社の「軽度・中度・物理障害」の定義は同一ではなく、実機診断前の確定相場ではありません。
料金を大きく変える6要素
- ディスク本数とRAID構成2台より4台、4台より5台以上のほうが解析対象と構成復元が増えます。JBOD、RAID 0、SHR、暗号化も確認します。
- 論理障害か物理障害か削除・ファイルシステム障害と、ヘッド・モーター・基板などの物理障害では設備と部品が異なります。
- 複数障害と作業履歴リビルド失敗、複数台交換、初期化、他社作業後は、元の構成特定と原本保全が難しくなります。
- 必要データの種類特定フォルダだけか、仮想マシン、メール、データベース、権限・フォルダ構造まで必要かで確認工程が変わります。
- 納期標準、優先、夜間・休日の緊急対応で料金が分かれることがあります。停止できる業務か先に整理します。
- 納品と付帯費用診断、送料、返送、納品媒体、暗号化、データ消去、原本返却、キャンセルの費用を合計で見ます。
公開料金3社の読み比べ
構成×障害区分の固定料金
1・2・4ドライブNASを論理/物理と軽度/中度で表示。重度は別見積。診断・見積・見積後キャンセル無料を案内しています。
NAS/RAIDを台数帯で表示
1台構成と4本までを簡易/通常/中度で表示。5本目以降の台数加算や、災害媒体の調査費も明示しています。
1〜4台を段階表示
NAS/RAIDの搭載台数別に論理・物理の開始価格を表示。5台以上と重度は別見積です。
障害ラベルは横並びにしない
同じ「軽度」でも診断基準は各社で異なります。金額だけでなく、復旧対象・成功条件・追加条件を同じ質問で比較します。
見積書で確認する12項目
- 初期診断、送料、キャンセル、返送、分解後返却の費用
- 障害区分と、その区分になった診断根拠
- 「成功」の定義と、希望ファイルが戻らない場合の料金
- 復旧できそうなファイル一覧を発注前に確認できるか
- 見積後に追加料金が生じる条件と上限
- 標準納期と緊急対応料金
- 復元先媒体の代金、容量、暗号化、送料
- ファイル名・フォルダ階層・更新日時の保持範囲
- 原本NAS、ディスク、交換部品の返却条件
- 作業場所、再委託、秘密保持、作業後データ消去
- 復旧結果を確認できる期間と問い合わせ窓口
- 発注しない場合、媒体へどこまで作業済みか
予算で迷った時の判断順
確認した公開料金・公的資料
- バッファロー:対応メディアと料金NASのドライブ数・障害区分別料金
- ロジテック:データ復旧の料金NAS/RAIDの台数帯、障害区分、追加条件
- アドバンスデザイン:データ復旧料金NAS/RAIDの搭載台数別の開始価格
- 日本データ復旧協会:ガイドライン・ベンダー選定チェックシート復旧率表示や契約トラブルを避ける確認資料
料金・条件は変更されます。発注時はリンク先の最新表示と書面の見積を優先してください。掲載事業者との提携・広告関係はありません。
よくある質問
NASのデータ復旧はいくらかかりますか?
公開料金例では、1ドライブの軽度な論理障害は3万円台から、2〜4ドライブのNAS・RAIDは8万円台から50万円台まで幅があります。物理障害、複数台、重度障害、緊急対応は別見積になる場合があります。
診断無料なら、依頼しなくても費用はかかりませんか?
診断無料でも、送料、返送料、キャンセル料、災害媒体の調査費、分解後の返却条件などは事業者ごとに異なります。送付前に書面で確認してください。
成功報酬なら、必要なファイルが戻らなくても無料ですか?
成功の定義は事業者ごとに異なります。ファイルが1つでも戻れば成功なのか、希望ファイルの復旧を条件にできるのか、復旧データ一覧を契約前に確認できるかを確認してください。
BEFORE REQUESTING A QUOTE
見積を取る前に、症状と構成を整理
危険な追加操作をせず、業者へ同じ条件を伝えるための8項目を確認できます。
相談前チェックリストを見る →対象:NAS・RAIDデータ復旧の公開料金/最終確認日:2026年8月28日