R!NAS・RAID 復旧緊急度判定無料・業者非運営

DRIVE HEALTH TRIAGE

S.M.A.R.T. Warning・Critical・異常の対処

S.M.A.R.T.警告は、今すぐ読めないという意味とは限りませんが、物理劣化の早期兆候になり得ます。警告を消すより、現在値・増え方・I/Oエラー・RAID状態・バックアップを一緒に確認します。

表示と状態を分けて考える

予兆

Warning/注意

しきい値到達や不良セクタ増加を示す場合があります。読めるうちの退避と交換準備を優先します。

交換優先

Critical/Error

メーカーが故障・重大異常と判定した状態です。通常利用を止め、公式の交換条件または専門判断へ進みます。

増加傾向

Bad sector増加

単発値だけでなく履歴の増加、Pending/Uncorrectable、I/Oログを確認します。長時間テストより原本保全が先です。

不一致

SMART正常・NAS警告

ベイ、接続経路、NAS側I/O検出も候補です。正常表示だけで警告を無視しません。

状態を変えにくい確認順序

  1. 警告全文と対象ディスクを保存Warning項目、現在値、履歴、ベイ番号、時刻を撮影。警告値をリセットしません。
  2. 物理兆候と障害台数を確認異音、発熱、I/O error、他ディスクの警告、RAID状態を確認します。
  3. 読める別バックアップを確認異音なし・状態安定なら最重要データからNAS外へ。バックアップの存在だけでなく実際に開けるか確認します。
  4. 短時間の公式診断を選ぶ退避後、メーカー画面の履歴・短時間テストを確認。完全テストは負荷と所要時間を見て判断します。
  5. 交換条件とRAID余裕を照合互換表、容量、故障ベイ、ホットスワップ可否、他ディスク健全性が明確な場合だけ公式交換手順へ進みます。

状態別の次の行動

確認できた状態次の行動
Warning・単独・異音なし・読める重要データ退避、履歴保存、互換ドライブと交換手順の確認
Critical/Error・単独・別バックアップあり通常利用を止め、メーカーの交換手順とRAID状態を照合
複数警告/異音/I/O error増加テスト・交換・リビルドを止め、原本構成を保って相談
SMART正常だがNAS側I/O警告対象ベイと時刻を固定し、接続経路・スロット・ログも含めメーカー判断

やってはいけない操作

  • 警告を消すために値や履歴をリセットする
  • 唯一の原本へ完全テスト・スクラブ・リビルドを同時実行する
  • 故障ベイを確認せずディスクを抜く、別ベイへ移す
  • 複数警告があるまま1台ずつ交換して再構築を繰り返す
  • SMARTの総合判定が正常という理由だけでI/Oエラーを無視する
  • バックアップ先を同じNAS・同じプールだけに置く

公式情報で確認する

製品名が同じでも、型番・OS・ファームウェア・RAID方式で操作は異なります。画面上の警告全文と対象版を照合し、公式指示を優先してください。

よくある質問

S.M.A.R.T.がWarningでも使い続けられますか?

読み書きできても物理劣化が始まっている可能性があります。通常運用を続けず、異音や複数ディスク警告がなければ重要データを別媒体へ退避し、メーカーの判定と交換条件を確認します。

完全S.M.A.R.T.テストをすぐ実行すべきですか?

唯一の原本、異音、I/Oエラー、複数ディスク警告がある状態では、長時間テストが負荷になります。まず現在値とログを保存し、バックアップまたは相談を優先します。

S.M.A.R.T.は正常なのにNASが警告します

ディスク側のS.M.A.R.T.と、NASが検出するI/Oエラー・ベイ接続異常は一致しない場合があります。警告を消さず、対象ベイ、時刻、I/Oログ、別の健全なバックアップを確認します。

約1分・登録不要

警告値とRAID状態から停止判断

S.M.A.R.T.警告、複数ディスク、異音、リビルド履歴、別バックアップの有無から、退避・交換・相談の順序を整理します。

無料で緊急度を判定する →

対象:Synology DSM/QNAP QTS・QuTS hero/Buffalo TeraStation等のS.M.A.R.T.対応ドライブ/最終確認日:2026年8月30日