DRIVE REPLACEMENT GUIDE
故障HDDは
自分で交換してよい?
HDD交換は「故障した1台を入れ替えるだけ」に見えますが、誤ったベイの抜去、残存ディスクの読み取り不良、容量・互換性の不一致でRAIDを失うことがあります。先に交換可能な条件を揃えます。
5項目すべてYesなら公式交換手順を検討
バックアップNAS外にあり、実際に必要ファイルを読める
障害台数RAIDの許容範囲内の1台だけと確認できる
物理状態残存ディスクに異音・認識途切れ・I/O警告がない
交換対象故障ベイとディスクの対応を画面・シリアルで確認できる
交換品メーカー互換表、必要容量、ドライブ種別を満たす
交換前に記録するもの
- NASのメーカー・型番、OS・ファームウェア版
- RAID方式、ストレージプール状態、ディスク本数
- 各ベイの型番・容量・シリアル・状態
- 最初に出た警告、時刻、直前の停電や操作
- ホットスワップ可否と機種別交換手順のURL
交換後も避けること
- リビルド中に別ディスクを抜く、電源を任意に切る
- 通常利用を続けながら大量コピーやバックアップを同時実行する
- 進捗が遅いだけで再起動・再交換を繰り返す
- 失敗後に元ディスクを初期化して再利用する
公式情報
- Synology DSM 7:ドライブの交換交換機能と対象条件
- QNAP:Degraded RAIDの再構築交換後に再構築する公式手順
- Buffalo:冗長RAIDの故障ドライブ交換交換前バックアップを含む機種別手順
よくある質問
同じ容量のHDDなら交換できますか?
容量だけでは判断できません。NASの互換表、実容量、ドライブ種別、RAID方式、機種の交換手順を確認します。元ディスクより実容量が小さいと修復に使えない場合があります。
電源を入れたまま交換してよいですか?
ホットスワップ可否は機種と構成で異なります。対応機種でも、正しい故障ベイとDegraded状態を確認せず抜くと障害台数を増やすため、対象機種の公式手順を優先します。
交換前にSMARTテストをしてよいですか?
異音、認識途切れ、複数警告、唯一の原本がある場合、長時間の完全テストは追加負荷になります。表示・ログの記録に留め、重要データの保全を優先します。